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アイマグブログ―柴田哲志

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日本にパワーを!!

今日の愛媛新聞7面にこんな記事が

「助けて」園児ら懸命

孤立の屋根 一晩過ごす

「助けて!」。屋根に上がった11人の幼稚園児が力を合わせて叫んだ。

東日本大震災の大津波で、一晩孤立した宮城県石巻市の幼稚園。

「大丈夫、頑張れ」と励ます先生に、子どもたちは一生懸命こたえた。

11人や先生たちは地震翌日の12日に無事救助され、女性教諭(33)が避難先で振り返った。

地震は突然だった。激しい揺れを感じ、

預かり保育の子どもやほかの教諭らとともにホールなどに非難し、

揺れが収まるまで、丸くなってしゃがんだ。

揺れの次は、大津波が海沿いに立つ幼稚園を襲った。

脚立を使って2階の屋根に全員急いで上がり、鉄塔にしがみつくなどした。

「本当にぎりぎりだった。人が流れていくのも見えた」

刻一刻と体が冷え、震えが止まらない。

しばらくして海上自衛隊員の姿が見えたので

「子どもが11人いるから助けて!」と大きな声で伝えた。

「分かった。待ってて」。返事があったが、夜になっても救助にこない。

ヘリコプターの音が聞こえる度に、携帯電話の光が届くように手を振った。

先生たちの声に合わせて、子どもたちも一緒に「助けて」と叫んだ。

「泣きたかったけど、頑張っている子どもたちの姿を見ると、泣いてなんかいられないと思った」。

一晩中、子どもたちに「みんな頑張れ、頑張れ」と励まし続けた。

翌朝、海上自衛隊のボートが近づいてくるのが見えた。

「助かった」。初めて涙が出た。

迎えに来た親と無事対面できた子もいるが、

まだ親と会えずに、避難所で先生たちと待ち続ける子もいる。

女性教諭も、父や兄と連絡が取れない。

「今はとにかく、この子たちを親に返してあげたい」。

大粒の涙を拭いながら、そうつぶやいた。



この記事を朝読んで 子ども達が一晩どんな気持ちで過ごしたかと思うと 

年甲斐もなく涙ぐんでしまいました

日本にパワーを!!!!!
by imag0000 | 2011-03-16 18:58

柴田哲志

有限会社 インセクト 代表


by imag0000
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